定例記者会見 平成18(2006)年08月

登録日:2006年8月28日
政策部 秘書課

日時:平成18年8月25日(金) 10:00~
場所:高島市役所2階 会議室


◆市長会見
 平成17年度の決算を提出する時期になり、高島市がひとつの組織として、だんだんと歩みを進めてきたなということを感じています。
 今回の琵琶湖環状線開業においては高島市から2億3千万円を拠出しています。今津駅で止まっていた電車が敦賀に伸びるということで、今津駅より北の中庄駅、マキノ駅については即便利になるのですが、今津、新旭、安曇川、高島、朽木の地域においては、環状線実現に財政負担をしてきたのにダイヤに変化が無いという状況があり、市として、直流化によりマキノ地域が便利になることと、北陸方面、湖東方面への利便性が向上したことに喜びつつも、環状線によるダイヤ増強という最初の話はどうだったのかということがいささか心に引っかかっている次第です。ただ、これを生かしていくのも我々のこれからの努力でもあると思いますので、いろいろなことをもう一度組織の中で検討し、可能性を追いかけて行きたいと思っています。
 この前の児童虐待事件のことにつきましても、草津と彦根に子ども家庭相談センターがありますが、片道1時間半、往復3時間、渋滞や雪ではそれどころではないといった状況から、本当にこの地域のケアできるのかということを、この前も県庁と意見交換を行いました。しかし、財政面などいろいろな理由により、また、国も集約の方向を出しているという状況の中、高島市に拠点を置くということは、非常に困難な状況でもあります。
 郵便局も、高島市内の集配局がなくなり堅田管轄になります。高島市内で配達される郵便を全部堅田で抱える仕組みが本当に妥当なのかということを感じます。
 新旭の新庄地先にある、かつて繊維指導所といっていた県の組織の東北部工業技術センターを長浜に統合するという話について、現在、水面下でせめぎあいをしています。地域の織物関係約60社800人の雇用を抱える業界が日々利用しているものを長浜に持っていくのを止めてくれと言っているのですが、県は合理的に集約した方がよいという見解が強く、まだ決定ではありませんが、そういう状況下でせめぎあいをしています。
 週刊ダイヤモンドという雑誌の「財政破綻の確率の高い自治体ランキング」という記事で高島市は175位になりました。滋賀県では一番確率の高い自治体であります。市としては、昨年からの事業仕分けやバランスシートの作成など、既に改善モードに入っておりますが、175位というものを粛々と冷静に受け止め、奮起の材料にしたいと思っております。まだ、市民の中には「なぜ、こんなに財政を削減するのか」「理解ができない」といった戸惑いがありますが、全国的な指標の中でも警鐘が鳴らされたということですので、市民の皆さんとそういった感覚を共有できるような、また、(ズレがあるならそのズレを)縮めていけるような取り組みをして行きたいと思っています。
そのために1からスケジュールなども調整しまして、私自身も地域や現場にもっと出て行って、生で意見交換する場をこれから作って行きたいと思います。以上が学校でいいますと2学期に向けての私の思いであります。
 そのほか、高島の状況で動いているもので言いますと、北川ダムの工事が国の予算で9億円が措置されていながら、県が凍結云々という話がありましたが、この前のダム協議会での知事との意見交換では、河川ごとに話し合うということなので、安曇川のことについては、知事は私たちよりも詳しく、ご存知なことも多いので、河川ごとの話し合いに期待をかけているところです。充分県の方々と協議、連携をして、国に予算要望の確認をしていきたいと思います。高島市は、ダム撤退論というふうに思っているわけではありませんが、ダムも堤防強化も含めて、一番安全な方法で、なるべく早く安全対策が講じられることを望むものですし、この前のダム協議会で意見交換したことが、推進要望をしたかのように新聞報道があったことは遺憾でありますが、状況はそういうところであります。
 さて、今定例市議会に提案します予算の主なものの中には、今回、プールの問題などいろいろあったわけですが、特に学校や教育関係施設、公共施設で、老朽化等で危険性があり、手立てをしなければならないような心配なもの全てをリストアップしました。全部手直しをしようということで、今回予算に計上したことは、ひとつの課題を克服するためのものであります。
また、病院建設についての意思表示をするため、病院建設に向けた基金2億円を創設します。病院現場の努力と市民の理解も高めていくことに取り組んで行きたいと思います。
 病院の指定管理の方向性についてはお耳に入っているとおりでありますが、どういうプロセスでやるかということについては、今一度病院現場のスタッフや関係者、市役所の関係者の力を合わせて、先ず自力での体制向上に精一杯取り組もうという合意を病院側と市役所関係者でしているところであります。
 病院も各部署、お医者さん、看護師、担当者などと、助役が中心となって7月に設置した病院改革室(建設準備室)がしっかりと現状の洗い直しをし、今年度中に病院会計が大変な状況が来るという事を明確にし、現場で説明し、それで厳しい現状認識というものがやっと共有できてきたというところまできました。これから再建に向けてどのような個々の努力、グループの努力、病院としての努力ができるかというプロセスに入りましたので、そういう経過も見て、自分たちでできるという目処が見えてきたら、指定管理は見送ることになりますし、精一杯やっても民間経営力やいろいろなきっかけが必要だということを現場も理解したならば、双方の理解を基にして指定管理を入れていきたいというところでの議論になっています。何はともあれ、高島病院再建に向けて努力をしていきますので、ご理解、ご指導、また応援をよろしくお願いします。
 また、大きな予算ではありませんが、虐待があのような事件になり、それに続き兼ねない要監視家庭が80件近くあるという状況です。そういう課題に対応していくための担当職員(3月までは臨時となりますが)を置くための予算を補正提案します。3月までは暫定体制となりますが、来年度からは保健師2名の採用を予定しており、一定の体制の維持をしつつ、もっと考えていきたいと考えています。


◆案件
 ・高島市議会9月定例会提出議案について
 ・9月補正予算(案)の概要について



お問合せ先:政策部 秘書課
TEL :0740-25-8000
FAX番号:0740-25-8101
MAIL :hisho@city.takashima.lg.jp
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