校内研究

  本年度の研究主題
進んで学び、自分の思いを生き生きと表現する子どもの育成

   サブテーマ
少人数・複式学級における効果的な学習指導の工夫を通して

   主題設定の理由

 21・22年度の2年間「針畑の良さを感じ伝える、心豊かな児童の育成」という研究主題のもと、地域に出向いて活動する中で、自分が感じたことや伝えたいことを素直に表現できる子どもの育成に取り組んだ。その結果、子ども達は針畑の自然や人から多くを学び、その体験をまとめ発表する学習を通し、感性を磨き表現力を高めてきた。また、子ども達の訪問や学習発表が地域の人々にとって生活の活力となり、地域の活性化の一助となった。
 しかし、普段の学習に目を向けたとき、極少人数校であるがゆえに大きな集団で得られる社会経験は不足しがちであり、自分の考えや気持ちを相手に伝える力や意見を出し合って互いに高めあう力には課題が見られた。また、「複式授業における学習形態(直接指導・間接指導・わたり・ずらし等)」や「ワークシートの利用」「教育機器の効果的な活用(PC・電子黒板等)」といった教師側の課題も出てきた。
 そこで、23年度においては、昨年までの成果や課題を確認しながら、さらにレベルアップするため、少人数・複式学級における効果的な学習指導・学習形態についての研究が必要であると考え、次の2点を研究の重点とした。
  @複式授業・少人数授業での効果的な授業のあり方
  A学び方の基本的な態度(学習規律)の定着
 この研究において「自分の課題を持って、意欲的に学ぶ力」「自分の思いを素直に表現する力」「コミュニケーション力」の3つの力を特に身につけさせたいと考えている。常に目的意識を持って意欲的に学習に取り組み、学習の中で得ることのできた知識や情報、自分の考えや思いなどを、生き生きと表現したり積極的に伝えたりする力は、これからの社会において必要不可欠なものである。少人数・複式学級における効果的な学習指導を工夫していくことで、子ども達ひとり一人の様々な力を高めていきたい。