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生きもの田んぼがつくる未来 |
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琵琶湖の北西部一帯を擁する高島市。日本海側との分水嶺をなす山々を背に、湖岸線に至るまで、様々な自然条件の中に田園風景が広がっている。湖岸から平野部、そして豪雪地の山間部までと、多様な水田環境を擁する高島市は、日本の田園風景の縮図ともいえる。そして、多くの地域から姿を消していった生きものたちが、いまも豊かに暮らしている。

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たとえば、高島の田んぼで見られるカエルは9種類におよぶ。これはイギリス全土に生息する両生類の種数を遥かに上回る。その中にはダルマガエルのような希少種も見られる。絶滅したトキに近い食性をもつため、近年急激に数を減らしているサギの一種、チュウサギも高島ではごく普通に見ることができる。
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多田実(ただみのる)プロフィール 昭和38年、東京生まれ。環境問題や生物多様性を主なテーマに寄稿・執筆活動を実施。雑誌『BE-PAL』にて「雑魚釣りニュース」連載中。著書に『境界線上の動物たち』『魔法じゃないよ、アサザだよ―ぼくらの霞ヶ浦再生プロジェクト 』など。 |
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